1.本装置は、織物及び編み物の帯電性試験方法JIS L1094-1980の半減期測定器に準拠しています。
2.試料の帯電方法として、コロナ放電により生成した空気イオンの照射を採用していますので、コロナ放電の極性と印加電圧を選ぶことにより試料を正・負のいずれにも帯電させることができ、電圧値も変えられます。
3.帯電方法が摩擦によらないので、試料を損傷することがなく、正確にかつ帯電履歴が測定できます。
4.コロナ放電式は、摩擦帯電式、電圧直接印加式に比べて再現性が良いので、他の試料との比較が可能です。
5.フィルム、板、糸、布、カーペット、ガラス等シート状の試料であれば全て測定できます。
6.AC100V 50Hz/60Hzは指定してください。
製品の特長 HONEST ANALYZER V1
アナライザはオネストメータで得られる静電気減衰曲線から電圧減衰の半減期を自動的に算出する解析演算器です。アナライザとオネストメータを連結することにより、素材の静電気減衰がワンタッチで自動的に測定できます。
1.減衰時間の自動測定が行えます。ワンタッチでネオストメータを自動的に作動させて、指定減衰時間（1/2、1/4、1/8）を求め、減衰曲線データとともにLCD画面に表示します。
2.LCD画面のハードコピーがプリンタから出力でき、測定データの保存が可能です。画面には測定時刻、環境条件（温度、湿度）も合せて表示されます。
3.XY座標の拡大、縮小が可能で、初期減衰時の変化を拡大して見られ、測定データの解析に効果を発揮します。
4.測定データの曲線画面に理論曲線を重ね描きでき、理論減衰曲線の表示による比較検討ができます。
5.試料ナンバー別に*大50の測定結果（初期電圧と減衰時間）が記憶でき、結果を電圧または減衰時間の大小順に並び換えて表示できるソート機能を搭載しています。